私は、段々と自分の考えや意見を言わないようになっていきました。
この内容で合っているか自信がない。変なこと言ったらまた怒られる。
上司はどう考えているんだろう。自分が上司だったらどう考えるんだろう。
だんだん相手に同化していく自分。
モラハラの被害者は、どうなってしまうのか?
アイデンティティが崩壊し、相手に同化していく恐怖
モラハラ加害者は、自分に好意を持って、いいイメージを抱いてくれている人間を見ると、あらゆる心理術を巧みに使って、相手が気づかないうちにその心をつかむのに成功します。
モラハラ被害者は、暗黙のうちに加害者を認めてしまっていて、相手の支配下におかれていることを受け入れてしまいます。
そうなってしまった段階で、2人の関係は決まってしまいます。
被害者は、だんだんと落ち込んでいき、加害者はますます権力をふるうようになります・・・
最初は、とても親身になって色々教えてくれます。
自分にとってとても有り難いことだと思うので、なんかちょっと違うなぁと思っても受け入れようと努力してしまいます。
私は間違っていました。
上司との関係を、大学の研究室の「教授と生徒」の関係に置き換えて、”私”は、この研究室の教授が提唱している”理論や研究”が良いものだと考え、教授の下で自分のためになる”理論や研究”を学ぶことができると思ってしまったのです。
私は間違っていました。
上司は、学生に尊敬されるような大学教授ではなかったのです。
”理論や研究”を学ぶためには、”私”という他人は必要なく、1人の自立した人間であってはいけないのです。
自分が社会人として築き上げてきたアイデンティティを捨てることが条件となっているかのような扱いをされるのです。
これは、とても怖いことなのです。
モラハラ被害者は具体的にどうなってしまうか
職場のモラハラ被害者に共通する危険な15の症状は以下の通りです。
私自身も、殆どの項目に当てはまりました。
あなたは、大丈夫ですか?
- 被害者は暗黙のうちに加害者を認めてしまいます。
- 相手の支配下におかれると被害者は混乱し、麻酔をかけられた人間のように「頭が空っぽになった」「何も考えることが出来なくなった」「精神が衰えた」「感情が乏しくなった」「能力がなくなってきた」「生きていても楽しくなくなった」「何もする気が起こらなくなった」というようになります。
- 物を考える力が奪われ、精神的に不安定になり、徐々に自信を失っていきます。
- 支配と服従によって、自分の考えを相手に伝えることも出来なくなります。
- 「実体」を奪われ、自分が自分であることを諦めていきます。
- 加害者がそばにいると(視界に入ると)、目の前のことに集中できなくなります。
- 罪悪感(駄目な人間だと言われ)は、すべて自分ひとりで引き受けてしまいます。
- 出来るだけ相手に不満を抱かせないように振舞います。
- 相手がイライラしていたら気持ちを落ち着かせ、反抗しないよう努めるようになります。
- 動悸や息切れ、圧迫感、疲労、睡眠障害、神経過敏、消火器官の変調、頭痛、腹痛などの症状がでます。
- 相手の暴力に気づき始めた段階になると恐怖の感情を抱くようになります。
- 相手の期待通りに振舞ったかを気にし、嘲弄されたり、傷つくことを言われないか恐れるようになります。
- 暴力をはっきり認識すると、まず傷つき、途方に暮れ、全て崩れ去ったかのように感じ、深い心的外傷(トラウマ)を負います。
- 相手に操られていたことに気づくと、まず騙されたと感じ、馬鹿にされた、利用されたと感じます。
- 自分が駄目な人間のように感じて、相手の思い通りに行動してきたことを恥ずかしく思います。
以上、あなたも15の症状に見覚えがあるなら危険です。それは、職場でモラハラにあっている可能性が高いです!
まずは、気になる相手との会話を録音して、信頼できる人に相談してみましょう。
《注目》
あなたが受けている、そのハラスメント。
後悔しないために、必ず録音してください!!客観的な事実が必要なのです。
このペン型ボイスレコーダー、ボールペンにしか見えません。
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最後までお付き合い有難う御座います。
それでは、また次回。
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