職場のモラハラ実録

脳科学的な視点でモラハラ上司の手口を分析して見えてきた真実

脳科学モラハラ 
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脳科学的な視点からモラハラ上司のハラスメント行為を考察して見えてきた真実があります。全てのパターンに適合するとは限りませんが、モラハラ上司にとって部下をメンタルヘルス疾患に追いやっていくのは意外と簡単であることが分かります。モラハラ上司対策として、この考え方を知っておくだけで自分自身の危機管理にも役立つと思います。その真実とは?

今回の脳科学的については、「頭が冴えわたる脳の鍛え方、大人の脳科学常識」から得た知識をもとに解説していきます。

脳番地の思考系を攻撃する

人間の脳が8つの脳番地に分かれていることは、「最近お疲れ気味のサラリーマンは脳番地を鍛えることを習慣化しよう」で解説しました。モラハラ上司が部下をメンタルヘルス疾患に追い込んでいくまでには、部下を無気力化(ダメ人間のように)していきますが、ハラスメントとは全く関係ない状況において、例えば意思が弱かったり、主体性がなかったり、やる気がなかったり、続かなかったり、楽な方を選んでしまったりするようなネガティブ感情が前面に出てしまう状況を脳科学的視点で考察すると見えてくるものがあるのです。

このように楽な方に流されてしまう人は、脳番地における、「思考系」と「感情系」のバランスが崩れてしまったことが原因のひとつと考えられます。まず、思考系の脳番地の中枢は大脳で、感情系の脳番地の中枢は大脳辺縁系になるとのこと。この2つの関係で理想的なのは、思考系の大脳が、感情系の大脳辺縁系より優位に立ち、常に感情系を抑制している状態でいることです。

人間が進化の過程で最初に形成されたのは感情系の大脳辺縁系だそうで、原始的かつ動物的で強く、不快なことを嫌い常に快を求めようとする脳であるため、楽な方へと逃げてしまうことが考えられます。一方で、思考系の大脳は合理的な判断をする脳なので、常に辺縁系の働きをバランスよく抑制することで、しっかりと強い意思を持った社会生活が可能となるわけです。

これらから分かるように、思考系の大脳が感情系の辺縁系をバランスよく抑制している状態が理想的なのですが、この抑制力は筋力と同じで、常に使っていないと維持することは出来ないそうです。要は自分の頭で物事を考えて判断して進めるという作業をやらずにいると、脳の働きがどんどん低下していってしまうのです。

この現象を逆手に取ったのがモラハラでもあると考えられます。モラハラ上司は確信犯的にターゲットの思考系脳番地を攻撃し続けますので、部下を容易にダメ人間に追いやっていくことが可能であることが分かります。「モラハラ上司から受けた2つのダメージを放射性廃棄物論で整理する」で解説した外部ダメージの概念を見て頂けると分かりますが、長い時間ビームを浴びせる方法(ダブルバインド、権限を奪うなど)が、まさに思考系の大脳への攻撃ではないかと私は考えています

発達した左脳で部下の左脳を攻撃する

右脳と左脳というのは、単なる芸術的能力と論理的能力の違いだけではないとのこと。実は、右脳は社会性や協調性左脳は主体性に関連しているというのです。

この知見はとても分かり易く、早い時期から自分に社会性や協調性が欠落していることに気づいたモラハラ上司は、「論理や言葉を組み立てる力」を司る左脳の力を発達させ偏った能力に磨きを掛けて、地位や権力を持つことで周りに人を集め欠点を補おうと考えたことが想像できます。

右脳の力が極端に低下しているモラハラ上司は、右脳が発達した人間に羨望を抱いている反面、自身の左脳の力こそが全てだと思っており、「主体性(自分の意思・判断で行動しようとする態度)」という言葉の本来の域を超えて、部下や全ての物事を自分がコントロールしようとするのです。

左脳が発達したモラハラ上司にとって、部下から左脳を鍛えることを奪うのはとても簡単で、例えば「業務フローの上流側の部分は全て自分が考えて決める、部下はその指示を受けて単純で時間の掛かる作業を淡々とするだけにする」若しくは、「自分のような極度に発達した左脳に追いつけないように仕向けて部下を罵倒する。」ことをすればよいのです。モラハラ上司にとって、このようなやり方は当たり前であって社会的に問題のある行為だとは全く思っていないのです。極端に右脳の力が低下している人が「空気が読めない人」と言われることからも分かる気がします。

まとめ

今回、モラハラ被害者が「自主性が奪われ、無気力なダメ人間になってしまう」のを、脳科学的視点で考察して以下のことが分かりました。

  • 思考系脳番地の大脳を攻撃されることで、感情系の脳番地である大脳辺縁系が優位になりネガティブ思考の人間になってしまう
  • 左脳を鍛えることを奪われることで、どんどん自主性がなくなり、自分で判断することが出来ない人間になってしまう。

以上、脳科学的視点で見えてきたモラハラ手口の真実でした。

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最後までお付き合い有難う御座います。
それでは、また次回。
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1.はじめに
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《参考資料》書籍:モラル・ハラスメント~人を傷つけずにはいられない~
3.仮説2の検証
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