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老若男女がチェックしたい「うつ病が疑われる9つの症状」とは?

うつ病9つの症状 
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WHO(世界保健機関)の調査によると、日本人の健康寿命を脅かす病気は、第1位「脳血管疾患」、第2位「認知症」、第3位「うつ病」だったそうです。

「うつ病」は、老若男女問わずその時々の何らかの原因によって発症する可能性があります。

学生であれば、受験に伴うストレス、学生生活の理想と現実のギャップ、友人関係のトラブルなど。会社員であれば、仕事上の人間関係のストレス、長時間労働など過労によるストレスなど。中高年や高齢者であれば、退職後の孤立感、配偶者との死別など、キッカケは沢山あるものです。

今回は、メンタルヘルス疾患の代表でもある「うつ病」について確認しましょう。

うつ病が疑われる9つの症状

自分や家族のためにも、専門家に相談する勇気が必要

実労働時間が多すぎる働きすぎのサラリーマンのあなた、最近異動で直属となった上司との人間関係にひどく悩んでいるあなた、営業成績が伸び悩んで自分はダメなんじゃないかと思っているあなた、顧客の要望と締め切りに追われて酷く疲れているあなた・・・自分の心の状態を冷静にチェックしてみませんか?

最近、仕事やプライベートでストレスが溜まっているけど、日常生活に支障がなく、本人が困っていないようでしたら心療内科などの医療機関を受診する必要はないと思われます。しかし、以下の図に示すように、「気分の落ち込み(抑うつ気分)」「何事にも興味が持てず、楽しいはずのことが楽しめない(興味・喜びの喪失)」どちらか1つでも、2週間以上毎日続いているようでしたら心療内科を受診した方が良いでしょう。

うつ病が疑われる9つの症状

思い切って休職することも必要

もし、うつ病と診断された場合、その症状が改善されるまでに、最短でも2~3ヶ月間必要で、長いと1~2年間かかることがあるようです。私自身も診断こそうつ病ではありませんでしたが、「なんで、こんなに自分に自信がなくなっているんだ?」「なんで、こんなに体がボロボロで体力がなくなってしまったんだ?」「なんで、こんなに頭の回転が遅くなっているんだ?」といったように「自身の心と体と脳」の状態が過去最悪になっていたのです。そんな私も休養加療に入って職場復帰するまでは約4ヶ月掛かりました。心の病は重症化しやすいので定期的なストレス状態のチェックは重要であることがわかります。

うつ病の場合、重症度によって「軽度」「中等度」「重度」の3段階に分けられます。軽度の場合は働きながら通院治療するケースもあるようですが、中等度から重度の場合は休養加療(休職)が必要になるのです。その際は仕事から完全に離れて治療に専念しないと、回復が遅れてしまうことがあるので、本人もそうですが、職場の上司も仕事を気にしなくてもよいように環境を調整することが必要です。

復職はあせらず慎重な判断が必要

症状が改善してきたと思っても、すぐに復職すると再び症状が悪化する場合があるようです。私自身も主治医や産業医から指導が入りました。特に、長年サラリーマンとして働いていますが、1週間程度の休暇をとることがあっても、1ヶ月の休暇をとることはありません。ましてや4ヶ月の休養期間となると、最悪だった心と身体の健康状態は大幅に改善されていますが、社会復帰に伴う様々なストレス耐性を復活させる必要があるのです。

例えば、一日の生活リズムを合わせていく(起床~活動~就寝)訓練、パソコンに向かったり、本を読んだり集中する時間を作る訓練、通勤電車に乗って職場の近くに行く訓練、誰かと会話をする訓練などをして復職の準備をする必要があります。復職については、主治医の診断書や産業医の意見書に基づいて会社側も判断することになりますので、心配事があれば相談しておいたほうが良いでしょう。

そして、職場復帰することになったら、最初は短時間勤務をお薦めします。私自身も当初はフルタイムでの復職を希望していましたが、産業医の強いアドバイスから短時間勤務(通常△2時間程度)から始めました。結果的には、それが非常によかったと感じています。私が復職に伴い講じた施策と結果については以下を参照してください。今のあなたの状況は、自分の身体と向き合うチャンスと考えてみてください。

職場復帰に伴い、私が講じた3つの施策と初日の効果検証結果

職場のモラハラ被害者が社会復帰へ。最初の2週間を振り返る

女性は産後のうつ病に要注意

10%の女性がうつ病を発症する

産後2~3週目ごろから1年くらいに発症するうつ病を「産後うつ病」といい、約10%のママさんたちが経験するそうです。これは、うつ病の一種で、家事が出来なくなったり、不眠になるのはもちろん、子供へのスキンシップ不足や適切なケアが出来なくなるため対処が必要になります。

また、出産直後の女性ホルモンの分泌量が急激に変化する時期(10日間くらい)に、多くのママさんたちが経験する気持ちが不安定になったり、涙もろくなったりする状態を「マタニティブルー」(専門的にはマタニティ・ブルーズ)といいますが、こちらは自然と治まるようです。

夫や家族など周囲のサポートが重要

私の妻は3人の子供を出産しています。「産後うつ病」にはなりませんでしたが、出産や育児で妻が相当なストレスを抱えていたこともあり、夫や家族など周囲の人たちのサポートが重要だと実感しました。男性の方は育休が取れず仕事をしながら育児フォローするケースが多いと思いますが、職場の理解を得て大変な育児を奥さんと共有すること、そして二人で乗り越えていく気持ちが夫の育児協力では大事だと思います。

是非、夜鳴きする赤ちゃんと一緒の部屋に寝てください。泣き声に気づいて起きたら奥さんが夜な夜な授乳していると思います。「大丈夫?」と声を掛けてみましょう。時には夜鳴きがおさまらない赤ちゃんを抱っこして自ら別の部屋にいって奥さんを休ませてあげましょう

泣き声がうるさくて寝られないのは嫌だと思うかもしれませんが、不思議なことに男性は1ヶ月もしたら寝てても赤ちゃんの鳴き声が聞こえないようになるのです。何故だかよく分かりません!?赤ちゃんの鳴き声の周波数を聞き流す力が身につくのでしょうか?まぁ、最初の1ヶ月間しっかりサポートしていれば、その頃になると奥さんの心も安定しているので問題ないでしょう

高齢者のうつ病は見逃されやすい

うつ病は高齢者にも多く見られる病気で、特に60~70代女性に多いそうです。高齢者にうつ病が多いのは、退職して孤立したり、経済的な心配事が生じたり、配偶者や親しい友人と死別したり、きっかけとなる出来事が増えるためです。確かに、私が心療内科に通っていたときも、高齢者の方が多かったのを覚えています。

しかし、高齢者がうつ病を発症しやすいということは、あまり一般的に知られていません。高齢者だから元気がなくて当たり前、体の調子が悪ければ憂うつにもなるだろうと思われ、見逃されやすいので注意が必要です。

うつ病を発症した高齢者の特徴は、「家に引きこもるようになる」「家事をしなくなる」「イライラや不安感が目立つようになる」「頭痛や腰痛などの痛みや、全身倦怠感などを訴えるようになる」などです。アルツハイマー型認知症の初期症状にも似ているので専門の医療機関を受診してください。

高齢者のうつ病予防や症状の軽減には、趣味や家事などの「役割」をもつことが効果的なようです。また、スポーツや趣味などで人間関係を広げていくことが良いといわれてますので、周囲の家族はじっくりと話を聞いて、「本人が助けてもらえてうれしい」と感じるようなサポートをすることを心がけましょう。

以上、今回は「うつ病」について確認しましたが、その他にも「非定型うつ病」「ディスチミア型のうつ病」など、従来の典型的なうつ病の特徴に当てはまらないものもあるようです。

まずは、自身の心と身体の変化が気になりましたら症状をチェックしてみてください。

@メンタルヘルス
うつ病 こころとからだ
こころの陽だまり

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最後までお付き合い有難う御座います。
それでは、また次回。
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