職場のモラハラ実録

モラハラ加害者に共通する手口「ブラックすぎる3ステップ」

モラハラ手口 
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職場でのモラハラ被害者は、すぐに体調不良まで追い込まれることはありません

なぜならば、加害者は「巧妙に支配下におく」ことに長けているからです。

最初は、時間を掛けて”相手を惹きつける”のです。

被害者は、気づかないうちに心理的に束縛され、いつの間にか蜘蛛の巣に捕らえられた獲物のように衰弱していく・・・

悪意に満ちた3ステップとは?

STEP1.巧妙に支配下におく

・相手を惹きつける
・相手に影響を与える(自主性を奪う、批判させない等)
・相手を支配下におく(孤立させる、洗脳する)
・意見や意向を認めず知的・精神的に服従させる

職場において、周囲の同僚から見ても分かりやすい上司からのパワハラと比べて、 モラハラは用意周到というか、段階的に行われていくのが特徴です。

被害者は、自分が被害に遭っていることを認識できず、加害者を認めるような発言もしてしまいます。

そのため、周囲の同僚からも、当初は良好な関係に見えてしまうのです。

ただし、この2人の関係は、モラハラ加害者に共通する悪意に満ちた3ステップの手口”の進行に伴い、徐々に普通じゃなくなっていくのです。

最初の段階では、加害者は自分を魅力のある人間だと思わせ惹きつけ、自分のようになることを薦めます

相手のために沢山の時間を掛けて教育することもあります。

この段階では、明らかに上司から部下への指導の範囲(行き過ぎた指導ですが)ですが、加害者は明らかに「返報性の原理」を利用して近い将来に行うモラハラを正当化しようとしていることを認識してください。

これは言い方は悪いですが、”前儀”のようなもので、人を支配下に置き、洗脳するためのモラハラ加害者に共通するやり方なのです。

<私の場合>

私の職場に新しい部門長が赴任しました。 突然の人事異動ということもあり、 自部門の更なる成長に向けて変革が必要なのだろうと思いました。

新しい上司は、親会社の商品開発責任者でした。 あまり良い噂は聞かなかったものの、 色眼鏡を掛けてはいけないと、私は積極的に話をするようになりました

”加害者は、自分に好意を持って、いいイメージを抱いてくれている人間を見ると、 あらゆる心理術を使って、気づかないうちにその心をつかむのに成功します。”

上司は、我々現場サイドの人間が知らなかった(知りえるはずのない)話を、 得意げに話してきました。色々と教えてきました。本に書いてあるだけのマーケティング理論を、自分のモノのように伝えてきました

それが数ヶ月経つと、徐々に言い方が変わり、「お前に分かるはずがない、馬鹿か、分かりませんと言え!」とフロアに響くような大声で罵倒するようになったのです。

さらに、「他部署の人間は馬鹿ばっかりだ、 馬鹿の話は聞くな、こちらの言う通りにやらせろ」 と、他部門との協働を否定し、自分達が孤立するように仕向けたりもしました。

ここまで来ると、今までの仕事のやり方を全て否定されるようになり、 前にも進めさせてもらえず、右も左も行かせてくれないようになりました

「お前は馬鹿か、出来る訳ないだろ」と怒鳴られても、モラハラ 上司は、その後優しく「今は別に出来なくても仕方ない。」と言います。

その瞬間、私は安堵に包まれ、暗黙のうちに上司の支配下におかれていることを受け入れてしまったのです・・・

STEP2.不安に陥れる

・相手に嘘をつく、騙す、真実を知らせない
・直接的なコミュニケーションを拒否する
・曖昧ない言い方をする(言い逃れ)
・難しい言葉を使って偉く見せる
・相手が誤解するように仕向ける(当て擦り、ほのめかし)
・相手を軽蔑する、嘲弄する(絶えず誰かの悪口を言う)
・言ってることと矛盾する態度をとる(ダブルバインドで混乱させる)
・相手を認めない態度をとる(お前は駄目だと繰り返し言う)
・権力を濫用する(言葉で支配する)
・個性を否定し、アイデンティティーを失わす

次の段階では、もう被害者は加害者の支配下に置かれている為、加害者は自分から離れられないようにするための様々なコミュニケーション手法を駆使してきます。

加害者の目的はひとつ、”自分の手足にすること(モノとして扱う)”だけです。

一人の経験のある社会人をモノとして動かすために、相手を不安にさせる言動を繰り返します

それらは、時に感情的に罵倒することもあれば、時に冷徹に振る舞い、自らの意思で動けないようにするのです。

私の場合、

相手の支配下におかれたことを受け入れた私は、なぜかそれが当たり前だと思ってしまったのです。

もしかしたら、この時点で相手に同化していて、仕事面でも加害者の共犯になってしまったのかも知れません。

上司の強引なやり方を部門に浸透させようと自ら新しいやり方を是として、それを拒否する人たちを、あいつはダメだと、私もそう言うようになってしまったのです。

しかし、今考えるとそれは上司が私を不安に陥れる行為を続け、正しい判断が出来ないようにさせたためです。

このような態度や心理操作はモラハラ加害者の特徴です。以下が、モラハラ上司の不安に陥れる言動の実例です。

・本部に対して、経営数字の正確な情報をあげないことを同意させ共犯にさせられた。
ほとんどの人間を馬鹿呼ばわりする。私はそう思わされるのが苦痛になってくる。
・あそこの部署の中途採用者は前職で使えない奴らが集まっているだけだと言う(私も中途採用者です)。
・自主的な行動をさせないため、ダブルバインドで精神的に混乱させる
お前は馬鹿か、ダメだ、出来る訳ないと繰り返し言われ、だんだんと自信が喪失する。

STEP3.心を破壊する

・憎しみがわきおこる
・精神的な暴力をふるう

最終段階に入ると、少しずつおかしいんじゃないかと気づき始めたり、加害者の精神的な攻撃により抑うつ状態になったりと、自分が加害者の思い通りに動かなくなり始めます

そうなると、これまでのハラスメント行為が更に激しくなりクライマックスに入るのです。

私の場合、

実は、自部門以外の社内の人との接触をかなり監視・制限されているような状態でしたので分かりませんでしたが、モラハラ上司と遭う前の、以前の私を知っている人からすると、私がモラハラ加害者に洗脳されていることに気づきます

ある時、飲みの席で久しぶりに会った同僚に、「何だかおかしいぞ、今のお前からは全くプレゼンス(存在感)が感じられない」と言われました。

その時、心の中で少しだけ、本来の”私”という人格が立ち上がろうとしたのです。

しかし、近くにいた上司は、その状況に気づいたようでその後のモラハラ攻撃が酷くなりました。

そして、睡眠障害、頭重症状、脳みそフリーズ症状など・・・ 徐々に「うつ病」のような症状が出てきたのです。

 

以上、モラハラ加害者に共通する手口「ブラックすぎる3ステップ」いかがでしたか?

最初は、思っていたより人が良さそうだし、話せば分かる人だと思いましたが、全然違いました。

モラハラ加害者の8つの特徴と上司の人物像

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最後までお付き合い有難う御座います。
それでは、また次回。
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職場のモラハラを正当化する「ミッションと権力者」

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<レポートの内容> 全79ページ

1.はじめに
2.仮説1の検証
《仮説1》当事者は上司からモラハラ的な行為を受け続けたことが原因で、身体的・精神的苦痛を味わい、結果適応障害となった
《参考資料》書籍:モラル・ハラスメント~人を傷つけずにはいられない~
3.仮説2の検証
《仮説2》上司はモラハラ加害者がもつ、自己愛的な性格が変質的にまで高まった人間である可能性が高い
4.おわりに

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